収納は奥行きが肝心
間取りを決める時、各部屋にたっぷりの収納スペースを確保できると安心します。
でも、そこに何を収納するか決めず、間口や容積に気を取られていると、
使い勝手の悪い収納スペースが完成してしまいます。
間口に気を取られがちなんです。。。
愛知県名古屋市で地元地域密着とお客様とオンリーワンの
自然素材の家づくりを目指す、サイトウホームスタッフの
近藤です。
収納したいものの奥行きを測ってみましょう
例えば玄関のクローゼット。
一般的な奥行きは60センチほどですが、恰幅の良い家族がいるなら、
それ以上の奥行きがないと対応できませんよね。
逆に、文庫本しか置く予定がないのに、雑誌が置けるほどの奥行きがある本棚を設けても、
手前の余った空間にホコリが溜まって掃除の手間が増えます。
悩んだことのない人は一般的な提言しかできません
仕事優先で家事をする機会が少ない人には
掃除や片付けの悩みはわかりません。
そのため、たとえ設計士などの資格を持つ人でも収納スペースについて
一般的な提言しかできないことがあります。
良いアドバイスをもらうために、「来客用の布団が客間の押し入れに入りきらない」
「夫の靴が大きくて、アパートの靴箱だと扉が閉まらない」
「調理器具を収納する場所が足りない」など、今の収納に対する悩みを
場所別に書き出してみましょう。
収納スペースが生活に対応できていないと、
先々のストレスの原因になります。
次の休日は、メジャー片手に家の中を調べてみませんか?
活用できないこともあります。屋根裏や階段下、床下などのデッドスペースは、
利用頻度の少ないものを収納するのに最適な空間です。
しかし、重いものを収納するなら補強が必要な場合があります。
また、断熱や換気の能力を確保するために、収納空間として利用できない場合もあります。
どこに何をどれくらい収納したいのか、
明確にしておきたいですね。